木工組み立て
力木ハツリ
表板・裏板裏面に、補強となる力板(響棒)を装着。モデルに合わせて、ノミで力板をハツリ調整します。熟練を要する作業のひとつです。
胴作り
ボディ金型に胴板をはめ込み、胴板材にネック・ブロックとエンド・ブロック、ライニングを装着します。その後、ディスクサンダーで胴を削り、表板・裏板の曲面を調整し表板・裏板を貼り合わせます。
甲づけ
胴板に表板、裏板を装着し、ボディ部分を作り上げます。力木とライニングが当たる部分を切り取り組子にし、正確に装着する作業もまた熟練技を要します。
バインディング巻き
成型されたボディのエッジを切削し、バインディング材を接着していきます。
インレイワーク
ヘッド・指板・ボディに、アバロンやパールシェルなどの装飾を施します。
職人の細かな技術が光る工程です。
ネック仕込み
ネックとボディをジョイントします。ダブテイルジョイントと呼ばれる特殊な加工法が持ち入れられています。
指板接着
ネックにトラスロッドを組み込んだのち、指板を装着します。