ギターの品質を決定付ける、木材。タカミネでは世界の各地から厳選された木材を輸入し、適切な管理のもとに乾燥、シーズニングに時間を掛け、ギターへと加工しています。
■材の種類・産地
ギターの材料となる木材は、すべて輸入材。時には現地まで出向いてサイズや品質などををチェックしています。代表的なものとしては、表板の米杉やスプルース、胴板や裏板のマホガニーやローズウッドなどがあります。
近年ではこれらの代表的な材に加えジャカランダ、ハワイアンコアウッド、アフリカンローズなどの希少性の高いエキゾチックウッドを確保、プレミアムグレードのギターに使用しています。
■材の品質
木材は種類によって特性がまったく違うので、材ごとに乾燥の時間など管理方法を変えています。適切な温度管理と湿度調整のもと自然乾燥、強制乾燥、シーズニングを繰り返しギターになる日を待ちます。
■優れた作業環境
工場内はすべて蒸気とエアコンを併用し温度湿度管理。冬季は深夜電力を活用した床暖房システムを完備し、常に環境を一定に保てるよう設備管理しています。
また、最新のダストシステムを導入しチリやホコリをシャットアウトするなど細かなところにも配慮がなされています。